生理が原因の口臭

人間は、口臭が発生しやすい時間があります。

一晩寝て起きると口の中がからからになっていた経験は誰しもあるのではないでしょうか。
人の口の中にはバクテリアが存在します。
バクテリアは食物の消化の手助けをしていますので人間の身体には必ず必要なものとなりますが、就寝中に口呼吸を行うため口腔内が乾燥しバクテリアが活発に活動しはじめ悪臭を発生します。

また、口の中には食べ物かすが残っている場合があります。
歯磨きを念入りに行っても、食べ物かすを全てとることは出来ません。この食べ物かすが腐敗し、口臭が発生する原因となります。

食後2〜3時間後、食事前は口臭が強い傾向があります。
食事前は何も食べていないから口臭はしないのでは?とお思いの方も多いと思います。
口臭はバクテリアの活動により発生しますので、食事前など口の中が乾いた状態の時は口臭が発生しやすいのです。
食後2〜3時間後に口臭が強いのも同じ理由となります。

また、人前で話す時、緊張した時に口の中がからからになる、ねばねばする経験をした方も多いと思います。
緊張すると口の中の唾液の分泌が減り、バクテリアが活動しはじめ、口臭の原因となります。
生理的口臭は誰しもが持っています。
また、口呼吸をする人、口の中が汚い人(歯磨きを行っていないなど)は口臭が強い傾向があります。
また、歯磨きを行っていても、間違った方法の歯磨きによりきちんと歯を磨けていない場合は口臭の原因となります。

うがいをこまめにする、歯磨きを行う事により生理的口臭を減らすことが出来ます。
またお茶うがいも有効的な手段です。
口が渇いたらこまめに水分を取る、うがいをするなどを心がけましょう。